みやとりっぷ
Vol.071

三陸エリア
(石巻市・気仙沼市)

「潮の香りに誘われ夏の三陸へ」

のんびり歩く猫を見ているだけでも癒される

キラキラと輝く海と潮風が迎えてくれる三陸エリア。今回は、2つの島と、ゆっくりと地元の味を楽しめるカフェをご紹介します。

猫とゆっくり楽しむ島時間
田代島
新たな魅力が加わった東北最大の島へ
気仙沼大島
境内で心を澄まし、地元のおいしさに出会うカフェ
神明崎ふくふく

猫とゆっくり楽しむ島時間
田代島

  • 潮風を感じながら船に揺られて到着

  • のんびり歩く猫を見ているだけでも癒される

  • 人懐っこい猫たちに癒される時間が過ごせる

  • 「島の宝100景」に選ばれた「猫神社」

石巻港から船に揺られて約40分。コバルトブルーの海に囲まれた田代島は、「猫の島」として国内外から多くの猫好きが訪れる人気の離島です。港に降り立つと、かわいらしい猫たちが出迎えてくれます。のんびりとお昼寝をする姿や、ふとこちらに視線を向ける愛らしい表情。青い海やノスタルジックな路地裏に猫がたたずむ風景は、シャッターを切りたくなる瞬間の連続です。

島の中央には、猫を大切にしてきた歴史を今に伝える「猫神社」もあります。かつて漁業や養蚕と深く関わり、人々に豊漁や幸運をもたらす存在として大切にされてきた猫。緑に囲まれた小さな神社には、今も猫にまつわる品々が奉納され、島の人々や訪れた人の思いが受け継がれています。運がよければ、神社の境内でのんびりと過ごす猫たちに出会えるかもしれません。

もちろん、この島の魅力は猫だけではありません。潮風が心地よく吹き抜ける坂道や、どこまでも広がるコバルトブルーの海、ゆったりと流れる時間も、この島ならではの魅力です。予定を詰め込まず、気の向くままに島を歩けば、日常では味わえない穏やかな時間が流れていきます。

猫たちに癒され、島の優しい空気に包まれる田代島。この夏は忙しい日常を少し離れて、ゆったりとした島時間を過ごしてみませんか。

田代島

宮城県石巻市田代浜

TEL:0225-95-1111(石巻市観光政策課)

新たな魅力が加わった東北最大の島へ
気仙沼大島

  • 気仙沼大島大橋のたもとからの眺め

  • 駐車場から亀山テラスまでのびるモノレール

  • モノレールで“ワクワク”も連れて行こう

  • 亀山テラスにあるソファから360度の眺めを堪能

豊かな緑と青い海に囲まれた景観から「緑の真珠」と称される東北最大の有人島・気仙沼大島。2019年に「気仙沼大島大橋(鶴亀大橋)」が開通し、車や徒歩で気軽に島へ渡れるようになりました。美しいアーチを描く橋を渡ると、島ならではの風景が迎えてくれます。

先月7月19日、島を代表する絶景スポット・亀山山頂に、新たな展望施設「亀山テラス360°Kesennuma Oshima」がオープンしました。山頂にはカフェスタンドのほか、ソファを備えた4つのテラスがあり、360度の展望をゆっくり満喫できます。

山頂へは、かつて親しまれていたリフトに代わって新たに整備されたモノレールで向かいます。ゆっくりと山を登るにつれて視界が開け、眼下にはリアス海岸ならではの入り組んだ海岸線や、青く輝く海が広がります。地域の人々が待ち望んだモノレールの運行開始は、亀山観光の新たな一歩として期待を集めています。

展望を楽しんだあとは、海辺を散策して潮風を感じながらのんびり過ごすのもおすすめ。島内には、思わずカメラを向けたくなる景色がたくさんあります。亀山テラスから望む絶景はもちろん、島を歩くなかでさまざまな表情に出会えるのも、気仙沼大島を訪れる楽しみのひとつです。

新たな魅力が加わった気仙沼大島。この夏、豊かな自然に包まれた島で、のんびりとした時間を楽しんでみませんか。

宮城県気仙沼市大島

TEL:0226-28-3000(気仙沼市観光協会大島支部)

境内で心を澄まし、地元のおいしさに出会うカフェ
神明崎ふくふく

  • 社務所をリノベーションしたカフェ

  • 市内の学校で使われていた椅子など、細部にこだわる店づくり

  • 榊やおみくじ、紙垂(しで)が添えられる「はれむすび」

  • 氷のコーヒーと地元の牛乳でコーヒー牛乳に

海に浮かぶように建つ浮見堂や、航海安全を祈願する恵比寿像で知られる気仙沼市神明崎。その高台に鎮座する五十鈴神社へ続く階段を上がると、神社社務所に併設されたカフェ「神明崎ふくふく」があります。

ひとの流れをつくり、エリア滞在のきっかけにカフェを活用していこうという地域の思いを受けて生まれたこのカフェ。社務所の一部をリノベーションし、木のぬくもりあふれる店内には、市内の学校で使用された懐かしい椅子が並び、窓の外には穏やかな内湾を望めます。

神主でもある店主のおすすめは、「神様からのご加護が受けられるように」との願いから考案された「はれむすび」。気仙沼産のお米で握るおむすびに、6~7種類から選べるおかず3品、お吸い物、おみくじや榊が添えられた人気メニューです(写真は「昔ながらの濃厚熟成塩辛」「トキばあちゃんのかつお煮」「ゴロほぐし塩つな」を選んだ一例)。おかずには地元企業が製造する商品を取り入れ、地域の食を知るきっかけにしてほしいという思いが込められています。

また自家製の「ふくふくのチーズケーキ」はぜひ「氷コーヒー牛乳」と一緒に。気仙沼市の牧場「モーランド・本吉」の牛乳を瓶から注ぐと、凍らせたコーヒーが少しずつ溶け、時間とともに変わる味わいを楽しめます。

木のぬくもりに包まれた店内で、おいしい食事やスイーツを味わい、店主との会話を楽しめるのも、このカフェの魅力です。心に残る風景や料理を写真に収めながら、ほっとひと息つけるカフェ時間を過ごしてみませんか。

宮城県気仙沼市魚町2-6-7 五十鈴神社社務所内

TEL:070-8329-0753

HP:https://www.shinmeisaki-fukufuku.com/

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