みやとりっぷ
Vol.012

絶品グルメから豊かな自然、神社が手掛ける新スポットまで。岩沼市を満喫!

かつて江戸時代に、東街道や奥州街道など旧街道の宿場町として賑わっていた岩沼市には、現在でも魅力的なスポットが盛りだくさん!その中から、新しい在り方へ進化する歴史深い神社、こだわりの厳選素材を使用したグルメ、ファミリーにおすすめの公園などをご紹介します。

※新型コロナウイルス感染拡大により、記載の情報が現況と異なる場合がございます。お出掛けの際には事前にご確認ください。

このページでご紹介するスポット

  1. 由緒ある神社の新スポット!「金蛇水神社(かなへびすいじんじゃ)」「SandoTerrace」
  2. フランス仕込みのおいしさを気軽に「BOULANGERIE BEC(ブーランジュリーベック)」
  3. 多彩な味わいをイートインで!「NISHIKIYA KITCHEN 岩沼店」
  4. 開放的な自然でのびのび「ジュニパーク岩沼(岩沼海浜緑地)」
  5. 旬の農産物が手に入る団らんの場「岩沼みんなの家」

由緒ある神社の新スポット!
「金蛇水神社(かなへびすいじんじゃ)」「SandoTerrace」

古くから庶民信仰の対象で、商売繁盛や金運円満の神社として親しまれている金蛇水神社。ご神体に「金蛇」を祀り、境内にある蛇の模様が浮き出た「蛇紋石」を財布でなでると金運がアップするといわれるパワースポットとしても有名です!また「水清き花の杜」とも呼ばれ、外苑の藤棚や牡丹園には見頃の季節になると美しい花々が咲き誇ります。

その外苑や参道となっている施設が、金蛇水神社の令和記念事業として昨年完成した「SandoTerrace」。世俗と神域をつなぐという意味を持たせた建物は、蛇(水の流れ)を表した曲線が美しい木造で、「若い人たちが神社を訪れるきっかけにしたい」という神社の想いが込められています。

今年4月にはSandoTerraceに休憩処・食事処「IKoMiKi」、土産処「MiZuHa」がオープンしました。「IKoMiKi」では、金蛇水神社で朝採りした花蜂蜜や神社を流れる清水で育てた米など、地域の素材をふんだんに使った料理やドリンクを味わうことができます。驚くのはそのクオリティ。牛や豚などを使わないメニューの中には、バナナあんやレモンあんなど季節ごとに中身が変わる「白蛇パン(350円 税込)」や数量限定の「白蛇コールドサンドイッチ(550円 税込)」といった蛇をモチーフにしたものもあります。

今回注文したのは、にしき食品とコラボレーションした「金蛇カレー(1,200円 税込)」。店内で提供される料理には、神社でお祓いした黄金塩をふりかけ、清めてからいただきます。白蛇の米粉ナンはもちもち、ふわふわの食感が魅力。和風だしのきいたルーにたっぷり入ったたけのこのシャキシャキした歯ごたえが抜群のアクセントになっています。

土産処「MiZuHa」には金蛇水神社ならではの商品が勢ぞろい。御神米を使った純米吟醸「御神酒 黄金水神(二合瓶 1,375円 税込)」や御神酒の香りをつけた「御神酒サイダー(350円 税込)」、牛乳や水で割って楽しむ「水神甘酒(900円 税込)」、伝統製法で作られた無添加石鹸「お清め水神石鹸(880円 税込)」など、バラエティ豊かな品揃えです。

店内には、現代のインテリアに合うようにデザインされた神棚などもあります。また、カフェテラスからのぞむことができる美しい庭園には、奉納技芸に利用される神楽舞台なども設置される予定です。

金蛇水神社

宮城県岩沼市三色吉字水神7[ 地図

HP:http://kanahebi.cdx.jp/

●お問い合わせ

Tel.0223-22-2672

SandoTerrace

宮城県岩沼市三色吉字水神11-1[ 地図

HP:https://www.sandoterrace.jp

●お問い合わせ

Tel.0223-23-0950

フランス仕込みのおいしさを気軽に
「BOULANGERIE BEC(ブーランジュリーベック)」

2019年11月にオープンした「BOULANGERIE BEC」。ご夫婦2人で営んでいる店はそれまで13年間にわたり、横浜で営業していましたが「ずっとパン屋を続けられる環境に」という思いから、奥さんの出身地である宮城へ戻り、現在の場所でオープンしました。

店内にはたくさんのパンが並べられていますが、どれも見た目、味ともにこだわり抜いたものばかり。それもそのはず。ご主人はフランス国立製パン学校で3年間学び、フランスのパン職人の国家資格を取得。帰国後は渋谷の名店「VILON」のオープニングシェフも務めるほどの腕前で、さらに奥様は「VILON」で焼き菓子を担当していました。丁寧に手作りされるパンは「ジャムやクリームなどもなるべく店で作っています。

また、横浜から岩沼に移転したことによって、新鮮な素材が手に入るようになったので、地域の食材を多く使っています」と奥様が話すとおり、山形のフルーツ、亘理のいちご、地元岩沼の野菜などを取り入れ、その中には農家の方から直接仕入れているものもあります。

一番人気は「クロワッサン(194円 税込)」。フランス国立製パン学校時代のレシピを忠実に再現して焼き上げられた一品は、外はサクサク、中はしっとりとしていて、バターの濃厚な風味が口の中に広がります。そのほかにもクルミが入った甘さ控えめの「岩沼あんぱん(108円 税込)」やフランス産小麦を使った「バケット(216円 税込)」、果実やナッツ、自家製カスタードなどの各デニッシュ(280円 税込)も人気。焼き菓子では、シナモンや紅茶などの味わいがそろうショートブレット(237円 税込)もおすすめです。

なお、火曜日にはパン屋ではなく、ベーグル、マフィン、ケーキ、キッシュなどが並ぶBAKE SHOPとして営業しています。「手が込むので普段は出せませんが、いろんなおいしさを楽しんでもらえるように」という奥様の想いがこもったこちらも見逃せません!

BOULANGERIE BEC

宮城県岩沼市中央1-4-25[ 地図

HP:https://www.facebook.com/bec2006

●お問い合わせ

Tel.0223-36-9189

多彩な味わいをイートインで!
「NISHIKIYA KITCHEN 岩沼店」

1939年創業のにしき食品が手掛ける、レトルト食品のブランド「NISHIKIYA KITCHEN」。水や塩、調味料、素材、レシピにとことんこだわり、化学調味料や着色料、香料を一切使用しないメニューには全国にたくさんのファンがいます!レトルト食品のイメージを変えるほどのおいしさです。

「カレー嫌いだったお子さんが、うちの商品だとおいしそうに食べるという話を聞いたこともあります」と話してくれたのは、その専門店として2020年6月にオープンした「NISHIKIYA KITCHEN 岩沼店」の五十嵐さん。店では約100種類のカレー、スープ、パスタソースなどが手に入ります。

一番人気は「レモンクリームチキンカレー(400円 税込)」。レモンの爽やかな風味と生クリームのまろやかさが絶妙です。ちなみに五十嵐さんのお気に入りは「麻辣キーマカレー(380円 税込)」。花椒と赤唐辛子の辛さがクセになるカレーで、にしき食品の会長もよく召し上がっているそうです。

さらに新メニューも続々と登場しており、これからの季節には「安納芋ポタージュ(350円 税込)」もおすすめ。香ばしく焼き上げた安納芋のペーストをスープにできる限界の量まで使用し、その甘みと風味が存分に感じられます。

岩沼店の大きな特徴が、NISHIKIYA KITCHENの味を楽しめるイートインが併設されていること。店舗は仙台や東京にも展開していますが、イートインは岩沼店が初めてでした。「会社として長年親しみ、お世話になっている地元から始めたいという想いがありました。周辺の方もよく来てくれますし、今ではオリジナルブレンドのコーヒーだけを飲みにくる方もいらっしゃいますね」と五十嵐さんは笑顔を見せました。

メニューには50種類のカレー、20種類のスープなどがあり、さらにパスタのセットなどもラインアップされています。「本場の味から家庭的なものまで、皆さんにハマる味がきっと見つかるはずです」と五十嵐さん。一番人気のメニューは「週替わりカレー3種盛りセット(1,000円 税込)」。

五十嵐さんは「ルーはもちろん、福神漬けやラペなど副菜もこだわっているので、我々のおいしさへの思いを感じて欲しいですね」と語ります。イートインでは新発売の商品も味わえるので、気になる味はぜひチェックしてみてください!

NISHIKIYA KITCHEN 岩沼店

営業時間:11:00~19:00(L.O.18:30)定休日なし

宮城県岩沼市桜1-6-45 リッチモンドスクエア岩沼内[ 地図

HP:https://nishikiya-shop.com

●お問い合わせ

Tel.0223-36-9115

開放的な自然でのびのび
「ジュニパーク岩沼(岩沼海浜緑地)」

ジュニパーク岩沼(岩沼海浜緑地)は仙台湾の豊かな自然を感じながら、レクリエーションが楽しめる広大な県立公園です。野球場やテニスコート、遊具広場などがある北ブロック、大型コンビネーション遊具がある南ブロックの2つのブロックで構成されています。ちなみに北ブロックと南ブロックは約3km離れているのでご注意ください。

子育てファミリーには、開放的な敷地が広がる南ブロックがおすすめです。縄を登ったり、ターザンロープですべったり、思いきり体を動かして遊べるコンビネーション遊具の地面は、やわらかいクッションになっていて安心。広々とした芝生広場ではボール遊びや虫取りに精を出す子どもたちや、ピクニックを楽しむ親子の姿も見られました。

敷地の奥にある築山の頂上からは、岩沼市街や仙台湾などを一望することができ、頂上から滑る長いローラーコースターは子どもたちに大人気。さらにバーベキュー広場もあり、家族でのびのびと過ごすことができます。※新型コロナウイルス感染拡大の影響により使用停止の場合もあります。

ジュニパーク岩沼(岩沼海浜緑地)

北ブロック:宮城県岩沼市下野郷字浜234[ 地図

南ブロック:宮城県岩沼市押分字須加原[ 地図

HP:https://tohokudaiken-management.com/iwanuma-seaside/

●お問い合わせ

北ブロック:Tel.0223-29-2777

南ブロック:Tel.0223-23-5343

旬の農産物が手に入る団らんの場
「岩沼みんなの家」

世界的に有名な建築家で『せんだいメディアテーク』などを手掛けた伊東豊雄さんが中心となり、東日本大震災の被災地に新たなコミュニティの場を建築した「みんなの家」プロジェクト。そのプロジェクトの中で2013年に建てられた『岩沼みんなの家』は唯一、東京のIT企業・インフォコム株式会社が単独で資金を拠出、その後の運営も行っており、地域の農業の復興を支援しています。

木のやさしい温もりがあふれる施設では、コーヒーや軽食で一息付ける「みんなのカフェ」が併設されています。毎週月曜・水曜には地元の玉浦地区産の野菜をたっぷり使用したランチメニューもあります。また、土曜には震災で直売所を失った農家の方たちが集まって「みんなの直売!」を開催。採れたての新鮮な農産物が並びます。

今回は「みんなのカフェ」で「クロックムッシュ(250円 税込)」と「みんなのジェラート(370円 税込)」をいただきました。人気の「クロックムッシュ」は、玉浦地区の米から作った米粉を使用したオリジナルのパンにハムとチーズを挟んだ商品です。もちもちした米粉のパンと、とろーりチーズの絶妙なハーモニーが楽しめます。

「みんなのジェラート」には多彩なフレーバーがラインアップされており、ずんだやお米、とうもろこしなどの原料はすべて玉浦地区のものを使用しています。悩んだ末に今回選んだのは、「ずんだ<湯あがり娘>」。枝豆の品種の一つ、湯あがり娘は風味が濃厚でジェラートにもぴったり!なお、みんなのジェラートはオンラインショップやふるさと納税以外ではここでしか手に入りません。店内や軒先の縁側でゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。

岩沼みんなの家

宮城県岩沼市恵み野2-17-5[ 地図

HP:http://minnanoie-iwanuma-infocom.com

●お問い合わせ

Tel.080-9696-5025

岩沼市のみやとりっぷマップ

みやとりっぷの一覧

ページトップに戻る