みやとりっぷ
Vol.032

日本初の産金地・涌谷町で、
個性的な魅力が輝くスポット巡り!

県の北部に位置し、日本で初めて金が産出したことで知られる涌谷町。産金や“伊達騒動”といった地域の深い歴史を学べる施設をはじめ、こだわりのコーヒー豆店やスポーツ施設など、個性的な魅力が輝くスポットをご紹介します!

※記載の情報が現況と異なる場合がございます。お出掛けの際には事前にご確認ください。

※価格はすべて税込です。

このページでご紹介するスポット

  1. 日本初の産金地の歴史を学べる「天平ろまん館」
  2. 2種類の源泉が楽しめる“美人温泉”「わくや天平の湯」
  3. 地域の美味がいっぱい!「わくや産直センター 黄金の郷」
  4. 豆の個性を活かした自家焙煎コーヒーを「焙煎小屋 風舎」
  5. “伊達騒動”の史料などが充実「涌谷町立史料館」
  6. 本格的な設備でアクションスポーツを!「Wakuya Action Sports Park PUB.」

日本初の産金地の歴史を学べる
「天平ろまん館」

日本初の産金地として知られている、涌谷町。奈良時代の天平年間にあたる749年、涌谷町で産出された金は平城京に運ばれ、東大寺の大仏の装飾に使用されました。その歴史的な出来事から、涌谷町は「国史跡 黄金山産金遺跡」「黄金山神社」などの歴史遺産8件を構成文化財として、他の地域(気仙沼市・南三陸町・岩手県陸前高田市・平泉町)とともに「みちのくGOLD浪漫―黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる―」というテーマで2019年に日本遺産に認定されています。

※なお、2022年には石巻市も追加で認定されています。

「天平ろまん館」は黄金山産金遺跡、黄金山神社などがある「わくや万葉の里」の敷地内にあり、産金の歴史を学べるほか、砂金採りが体験できます。

同館は「歴史館」「砂金採り体験施設」「直売所」から構成されます。「歴史館」では、東大寺の大仏に涌谷町の金が使われた経緯、大仏開眼の様子を描いた平山郁夫の陶画などによって、産金地としての歴史を学ぶことができます。

また、中国や朝鮮半島からもたらされた当時の技術、黄金山産金遺跡の研究、大伴家持が『万葉集』に残した産金を祝う歌などの解説のほか世界各国の砂金といった見応え十分の展示もあります。

屋外にある「砂金採り体験施設」では、「椀がけ法」という昔ながらの手法によって天然の砂金採りが楽しめます。砂金がどれくらい採れるかは運次第!砂金採りの前に黄金山神社に参拝すると、金運がアップするかもしれません。もちろん採った砂金は持ち帰ることができます。

金にまつわるグッズが豊富に並ぶ「直売所」で人気のお土産は、金箔が付いた同館限定の「純金まんじゅう」(1,000円)や、食べられる金箔が入った「純金箔キーホルダー」(648円)。海外からの観光客にも大好評とのことでした。

天平ろまん館

宮城県遠田郡涌谷町涌谷字黄金山1-3[ 地図

HP:http://www.tenpyou.jp

●お問い合わせ

Tel. 0229-43-2100

2種類の源泉が楽しめる“美人温泉”
「わくや天平の湯」

「わくや天平の湯」は、長年地域の人たちに親しまれている日帰り温泉施設。2階建ての広く開放的な施設は、平日でも多くのお客さまでにぎわっています。

施設の最大の魅力は“美人温泉”と呼ばれる、2種類の源泉掛け流し温泉です。第一源泉の「低張性アルカリ性」は、ジェルのような肌触りで水分が肌に吸収されやすく、さらにアルカリ成分がゆっくり肌の角質を溶かし、ツルツルになることから高い美肌効果が期待できます。

第二源泉は「ナトリウム塩化物硫酸塩泉・低張性中性温泉」。硫酸塩は硬くなった肌を柔らかくするとともに、血液の循環を促し筋肉をほぐします。 また入浴後も保温効果が持続し、湯冷めしにくいと評判です。

浴室は洋風と和風の2種類。一日おきの男女入れ替え制で、ひのき風呂やジャグジー、露天風呂など、さまざまなタイプの温泉を楽しむことができます。

入浴後は大広間や貸切で利用できる交流室、マッサージを受けられるほぐし処でのんびり過ごすことができます。売店では湯上がりにぴったりの飲み物やアイス、涌谷町のお土産、施設のオリジナルグッズなどが販売されています。

毎月10日と26日(日にちは前後する場合があります)は、来館ポイントが2~3倍になるくじも実施しています。
施設では2023年10月に迎えるオープン25周年に向け、さまざまな企画を計画中とのこと。今後はサウナの全面リニューアルも予定されています。

わくや天平の湯

宮城県遠田郡涌谷町涌谷字中江南222[ 地図

HP:http://tenpyou.com

●お問い合わせ

Tel. 0229-43-6330

地域の美味がいっぱい!
「わくや産直センター 黄金の郷」

「わくや天平の湯」に併設する「わくや産直センター 黄金の郷」。施設では地域の農家の方が丹精込めて育てた旬の野菜や果物、加工品、工芸品などが販売されており、涌谷町産ブランド米「金のいぶき」や、さまざまな山菜類も店頭に並びます。

同センターの佐々木館長によると、一年を通して人気なのは、町内で収穫される肉厚の原木しいたけ。その他にも漬物やお餅といった地域のお母さん方が手作りする品々も、よく売れているそうです。

商品によっては早い時間帯に売り切れてしまうこともありますが、電話で取り置きを頼むことや、季節のものの入荷連絡もお願いすることができます。

観光の途中や温泉でゆっくりした後など、涌谷町のお土産探しに足を運んでみてはいかがでしょうか。

わくや産直センター 黄金の郷

宮城県遠田郡涌谷町涌谷字中江南222(わくや天平の湯内)[ 地図

●お問い合わせ

Tel. 0229-43-6363

豆の個性を活かした自家焙煎コーヒーを
「焙煎小屋 風舎」

目の前に田園風景が広がる、のどかな住宅街の一角に佇む自家焙煎のコーヒー豆店「焙煎小屋 風舎」。コーヒーの豊かな香りが漂う店内には、淹れたての一杯をゆっくり味わえるスペースもあります。

元々、コーヒー好きだった店主の千葉さんは「おいしいコーヒーとは何か」という疑問からコーヒーのセミナーに通い出すように。その理解が深まるにつれて「おいしいコーヒーを出したい」と考えるようになり、2011年に同店をオープンしました。

同店では生産地や生産者が明示され信頼性が高く、香りや味が高品質なスペシャルティコーヒーにこだわり、ブレンドを含めると常時15種類ほどのコーヒー豆を取り扱っています。豆を選ぶ際には、必ず自身で味を確かめてから仕入れていると千葉さんは話します。「精製方法も含めると世界に無限にあるコーヒー豆のうち、この店で出せるものはわずかです。その分、自信をもっておすすめできるものを厳選しています」。

豆は「お客様の嗜好に合わせられるように」と幅広い味わいを取りそろえており、特に千葉さんがおすすめしているのが酸味と甘味のバランスに優れたもの。今回はその中の一つ、「エチオピア イルガチェフェG1 アリチャ」の中深煎り(400円)をいただきました。しっかりとしたコクの中に滑らかな甘さと酸味が感じられ、後味も爽やかな一杯でした。

商品の中にはコーヒーでは珍しく、ティーバッグのように淹れられるディップスタイル(160円)も取り扱っており、本格的な風味を手軽に堪能することができます。
また、自宅でもおいしいコーヒーを楽しんでもらいたいと事前予約制のワンコインセミナーも開催。その人の知識やスキルに合わせて、基本的な淹れ方から豆を評価するカッピングの方法まで、レクチャーしてくれます。

「この場所までわざわざ足を運んでくれるお客さんのためにも、今後もコーヒーの味わいを追求し続けていきたいです」と、千葉さんはこれからもコーヒーに向き合い続けます。

焙煎小屋 風舎

宮城県遠田郡涌谷町三十軒屋敷添125[ 地図

HP:https://hoosya.net

●お問い合わせ

Tel. 0229-32-1522

“伊達騒動”の史料などが充実
「涌谷町立史料館」

かつて涌谷町域を治めていた涌谷伊達家の居館跡である城山公園内に建つ「涌谷町立史料館」。その隣には1833年に再建されたと伝わる隅櫓(すみやぐら)「太鼓堂」が今でも残っています。

天守閣を模した造りの史料館は3階建て。1階、2階を中心に、歴史的価値の高い貴重な史料などが展示されています。

1階では涌谷町の原始から中世・民俗などが紹介されています。国史跡である「長根貝塚」の出土品や「黄金山産金遺跡」などについて解説されており、『まちのたからもの』と題された民俗資料からは当時の暮らしぶりを窺い知ることができます。

2階では近世の歴史について、涌谷伊達家に関する史料を中心に、書画や美術工芸品なども展示されています。涌谷町は江戸時代前期に仙台藩を揺るがしたお家騒動“伊達騒動”の中心舞台で、この一件に関する史料も充実。命を賭けて藩政の安泰を幕府に上請した4代館主・伊達安芸宗重公への忠誠を誓った重臣10名の血判誓紙などを見ることができます。

3階は涌谷町や周辺の地域まで一望できる展望台。春には満開の桜が雲海のように眼下に広がります。

涌谷町立史料館

宮城県遠田郡涌谷町涌谷字下町3-2[ 地図

●お問い合わせ

Tel. 0229-42-3327

本格的な設備でアクションスポーツを!
「Wakuya Action Sports Park PUB.」

2022年10月にオープンした「Wakuya Action Sports Park PUB.」。施設名はイギリスの大衆向けビアホールで、人々の社交場もある「パブ」から。さまざまな人がスケボーやBMX、インラインスケートなどのアクションスポーツを楽しめる、“地域の社交場”にしたいという思いが込められています。

施設を運営する町内のスケートボードショップ「ASK」の五十嵐さんは「上手い下手や住んでいる地域に関係なく、誰でも気軽に利用できるオープンな場所を目指しています」と語りました。

施設は「パンプトラックゾーン」、「セクションゾーン」、「ハウスゾーン」の3つから構成されています。

「パンプトラックゾーン」には、国内では希少な屋外常設型のパンプトラックコースが設置されており、スケートボードやMTB、BMX、インラインスケートなどの練習に最適で「スノーボードのオフシーズンのトレーニングにもおすすめです!」と五十嵐さん。粒子の細かいアスファルトで舗装、また起伏に富んだコースは、コーピングと呼ばれるパイプを多くのエッジに設置するなど、滑りやすいように細部にまでこだわり抜かれた設計です。

「セクションゾーン」は屋内にあり、天候を気にせずに利用できます。ハーフパイプなどの滑走面には、スケートコース専用の素材を用いているため滑りが良いと評判です。センサー式の照明も設置されているので夜間も利用でき、自身のフォームチェック用に自撮りできるスマホ固定アームも設置されています。

受付がある「ハウスゾーン」には、シャワーやトイレの他に、冷蔵庫や製氷機などを自由に使えるミニキッチンも完備。また、2023年7月からはグリルのレンタルが開始予定で、広々としたウッドデッキではバーベキューを行うこともできます。子ども向けのボルダリングや遊具なども設置されているので、家族みんなで楽しくすごしてみませんか。

Wakuya Action Sports Park PUB.

宮城県遠田郡涌谷町涌谷字千間江9-1[ 地図

HP:https://miyagi-pub.jp

●お問い合わせ

Tel. 0229-43-5601(ASK)

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