みやとりっぷ
Vol.034

美しい自然やおいしいグルメを満喫!
かっぱの町・色麻町を巡る。

かっぱの伝説が残され、地域の至る所でかっぱのモチーフに出会える色麻町。そのユニークな魅力を活かした施設に加え、町内には豊かな自然がもたらす風景やおいしいグルメなど、知る人ぞ知る個性的なスポットが盛り沢山です!

※記載の情報が現況と異なる場合がございます。お出掛けの際には事前にご確認ください。

※価格はすべて税込です。

このページでご紹介するスポット

  1. おいしくて安心な農家レストラン「Rice Field」
  2. 全国で唯一!御神体が木彫りの河童「磯良神社」
  3. 源泉かけ流しの“秘湯”でリフレッシュ「平沢交流センター 色麻平沢温泉 かっぱのゆ」
  4. 自然や文化、スポーツが楽しめる!「愛宕山公園」
  5. えごま豚の味わいを堪能できる「味彩館 ふるさと」
  6. 貴重な作品や出土品を見学できる「農業伝習館 資料展示室」

おいしくて安心な農家レストラン
「Rice Field」

国道457号線沿いに佇む、ウッディな建物。ここは、色麻町の豊かな自然の中で育つ食材をふんだんに活かしたメニューが楽しめる、農家レストラン「Rice Field」です。

同店のオープンは1998年。オーナーの甥っ子がアトピーを患っていたことから、からだに優しい食材にこだわるようになり、無農薬・無肥料で育てたお米を玄米で提供しています。

まっ赤な薪ストーブの周りに木製のテーブルや椅子などが並び、店内はアットホームな雰囲気。手作りのクッキーなども販売されています。

ランチメニューでは町の豆腐店の豆腐を材料にしたふわふわの「トーフハンバーグセット」(980円)や、ジューシーな「からあげセット」(980円)などが人気。普段は食の細いお子さまでも、たくさん食べてくれることが多いそうです。

この日は夏季・数量限定の「グリーンカレー」(930円)をいただきました。夏野菜がたっぷり入ったカレーで、スパイスがピリッときいた辛口で本格的な味わいが楽しめます。お米本来のおいしさが感じられるようにとやわらかめに炊かれた玄米との相性もバツグンです。

天気の良い日には、お店で使用するお米を育てている田んぼを臨むテラス席もおすすめ。心地よい自然を感じながら、おいしい料理や挽きたてのコーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。

Rice Field

宮城県加美郡色麻町大字下新町13-3[ 地図

HP:https://www.ricefield-miyagi.com

●お問い合わせ

Tel. 0229-65-3430

全国で唯一!御神体が木彫りの河童
「磯良神社」

のどかな田園風景が広がる、色麻町の一の関地区に佇む「磯良神社」。縁結び、子宝に御利益があるといわれているこの神社には、全国で唯一、木彫りの河童が御神体として祀られており、地域では“おかっぱ様”と呼ばれて親しまれています。

神社の縁起書によると、創建は803年で、征夷大将軍・坂上田村麻呂の勧請によって建てられたとされています。そして河童を御神体としている理由も、坂上田村麻呂に関連しています。

坂上田村麻呂の東征の際、東右衛門という男が水先案内を努め、河童のような泳ぎで、激流の川を泳ぎ、数々の功績を残したと伝えられています。これにより東右衛門には「川童(かっぱ)」の姓と土地が与えられ、さらに彼の没後、河童明神の祠を建てて、その功績を祀ったといわれています。以来、磯良神社の宮司は、代々「川童(かっぱ)」という姓を名乗るようになり、境内には河童の像や石碑などが建ち並んでいます。

磯良神社

宮城県加美郡色麻町一の関字東苗代28[ 地図

HP:https://isora-shrine.jp

●お問い合わせ

Tel. 090-7564-0983

源泉かけ流しの“秘湯”でリフレッシュ
「平沢交流センター 色麻平沢温泉 かっぱのゆ」

1992年のオープン以来、多くの人たちに親しまれている日帰り温泉施設「色麻平沢温泉 かっぱのゆ」。“加美秘湯”とよばれる温泉は1989年に行われていた井戸の掘削中に突然湧き出たもの。泉質は無味無臭の弱アルカリ性で保温保湿効果が高く、入浴後は肌がすべすべになり、万病に効くともいわれています。

施設は本館と別館にわかれており、それぞれで異なる温泉浴が楽しめます。受付がある本館には、一面に窓がある開放的な内湯のほかにサウナが設けられており、しっかりと汗をかいて心身ともにリフレッシュすることができます。

また本館1階では売店や、色麻町特産のえごま豚を使ったメニューなどが堪能できる「レストラン かっぱ茶屋」も営業しています。

別館の温泉は源泉掛け流し。内湯のほかに開放的な露天風呂が設置されており、色麻町の豊かな自然を感じながら入浴することができます。また、100畳ある大広間やカラオケルームなどもあり、お風呂上がりも充実した時間を楽しめます。

さらに、温泉施設の隣には地域の旬の野菜や特産物などが購入できる、農産物直売センター「平沢穀菜センター」も営業。入浴後のお土産探しに最適です。

平沢交流センター 色麻平沢温泉 かっぱのゆ

宮城県加美郡色麻町平沢字新早坂21[ 地図

HP:http://kappanoyu.com

●お問い合わせ

Tel. 0229-65-4505

自然や文化、スポーツが楽しめる!
「愛宕山公園」

色麻町を一望する「愛宕山公園」は、広大な敷地の中に「パークゴルフ場」や「農業伝習館」、「味彩館 ふるさと」などさまざまな施設があり、連日たくさんの人々でにぎわっています。

園内には約4000m²の畑に数万本のシャクヤクが咲き誇る「シャクヤク園」や初夏にはあじさいが美しく彩る「あじさい園」など、季節によって多彩な花が咲き乱れ、ゆっくりと散策するにもおすすめなスポットです。また、あじさい園の近くにある「かっぱ池」には、かわいらしいかっぱの家族の像もあり、人気の撮影スポットになっています。

全36ホールある「パークゴルフ場」には、いきいきとプレーする高齢者の方々が。また、子どもたちは芝生の丘を段ボールのソリですべったり、野外ステージを走り回ったりと、誰もが思い思いに楽しむことができる公園です。

愛宕山公園

宮城県加美郡色麻町四竃字東原1-40[ 地図

●お問い合わせ

Tel. 0229-65-4390(愛宕山公園管理事務所)

えごま豚の味わいを堪能できる
「味彩館 ふるさと」

愛宕山公園の高台にあるレストラン「味彩館 ふるさと」。色麻町の田園風景や船形連峰の山々を眺めながら、地域の食材などを使用したおいしい料理をいただくことができます。

看板メニューは、ステーキやサラダがついた「ふるさと定食」(1,450円)。手軽に本格的なステーキが味わえるボリューム満点の一皿です。また、同店では日高見牛といった和牛を注文する人も多いそうで、店内では焼肉を楽しむこともできます。

「ロース生姜焼き定食」(1,400円)、「豚丼」(900円)など、色麻町で育てられた“えごま豚”を使ったメニューも充実しています。

えごま豚は、出荷1カ月前より色麻町特産のえごまを飼料に配合した豚のこと。栄養豊富なえごまは“じゅうねん”という別名もあり、「えごまを食べると10年長生きする」といわれているそう。えごまを食べた豚は、肉や脂の風味が向上するため、さらっとした脂の甘みやコクのある旨味を堪能することができます。

また、店内ではえごま油やえごまクッキーなども販売しており、色麻町のお土産の購入もおすすめです。

味彩館 ふるさと

宮城県加美郡色麻町四釜字東原1-12[ 地図

●お問い合わせ

Tel. 0229-65-3569

貴重な作品や出土品を見学できる
「農業伝習館 資料展示室」

愛宕山公園内にある、かっぱをイメージしたユニークな形の建物は「農業伝習館」。農業の研修・宿泊などができる施設です。その中の「資料展示室」では、『色麻町の歴史と文化』をテーマにした通常展示が行われており、町ゆかりの人物の創作物や、遺跡の出土品などを見学することができます。

展示室に入ると、まず目に飛び込んでくるのが能面の数々。これは色麻町出身の作家で面打師の沼田陸郎さんが作成したもの。展示されている能面には、それぞれの名称や特徴、使用される演目などの説明書きがあり、能の世界に少し足を踏み入れることができます。

展示室には益子焼の陶磁器も展示されています。これは色麻町出身で益子焼の代表的な陶芸家の一人として知られる浅野勝さんが手掛けた作品。益子焼ならではの素朴で温かみのある風合いをじっくり堪能できます。

また、奈良時代前半における陸奥国最大の官窯である国指定史跡「日の出山瓦窯跡」をはじめ、「色麻古墳群」、「一の関遺跡」など町内の遺跡の出土品なども多数展示。色麻町や周辺地域の長い歴史、奥深い文化を学ぶことができる施設です。

農業伝習館 資料展示室

宮城県加美郡色麻町四竃字東原1-40(愛宕山公園内)[ 地図

●お問い合わせ

Tel. 0229-65-4390

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