みやとりっぷ
Vol.045

蔵王町の自然をグルメや体験で満喫!
個性あふれる注目スポットを巡る旅。

豊かな自然や温泉など、多彩な魅力があふれる蔵王町には、定番の観光施設をはじめ、近年誕生した店舗など、注目のスポットが充実。食べたり、作ったり、散策したり……、さまざまな楽しみ方ができる蔵王の旅をご紹介します。

※記載の情報が現況と異なる場合がございます。お出掛けの際には事前にご確認ください。

※価格はすべて税込です。

このページでご紹介するスポット

  1. こだわりの卵が味わえる養鶏場直営のカフェ「farmer's cafe corrot.」
  2. 自然の風合いが魅力の陶器がずらり!「蔵王焼 万風窯」
  3. 温泉を楽しむためのアイテムがいっぱい!「Togatta Onsen 湯旅屋 蔵王堂」
  4. 雄大な自然の中でリフレッシュ!「蔵王ハートランド」
  5. 蔵王の自然を楽しみながら学べる!「宮城県蔵王野鳥の森自然観察センター ことりはうす」
  6. おいしいジビエを堪能できる!「ジビエとカフェ ZAZAO」

こだわりの卵が味わえる養鶏場直営のカフェ
「farmer's cafe corrot.」

田園風景が広がる宮持長地地区。その小高い丘の上にある白い三角屋根の建物が、蔵王鶏園が営む「farmer's cafe corrot.(コロット)」です。店名は鶏が卵をコロッと産む様子から名付けられました。

カフェで販売している「眠れる森のたまご」は、蔵王鶏園が長年、飼育法を研究して辿り着いたという理想の卵。一般的な養鶏場では卵を産む回数を増やすことを目指していますが、蔵王鶏園では温度や日照時間を徹底的に管理し、鶏を半日眠らせて卵を産む回数を減らしています。これによって、若鶏の時期を過ぎた鶏でも元気いっぱい!一玉に栄養分が凝縮した卵が産まれます。

この卵を「多くの人に味わってほしい」と2019年にオープンしたのがcorrot。店では毎朝8時に採集される卵を手に入れることもできます。また、直販ならではの珍しい卵を販売していることも。取材時には鶏が初めて産んだ「初産みたまご」が店頭に並んでおり、たくさんのお客さんが買い求めていました。
また、トーストに厚く塗るだけで贅沢な一品になる「蔵王マヨネーズ」(650円)などはお土産にぴったりです。

店内では採れたての新鮮な卵を使用したスイーツや料理を楽しむことができます。スイーツの一番人気は「たまごたっぷりプリン」(420円)。卵の濃厚な旨みは、手作りのカラメルソースとも相性抜群!フワフワと軽い口当たりのシフォンケーキ(350円)も売れ筋です。

ランチメニューでは、卵のおいしさをそのまま堪能できる「たまごかけ御膳」(1,680円)や、卵をたっぷり使用し、ソースまで手作りする「自家製トマトソースのオムライス」(1,580円)などがおすすめ。豊かな自然に恵まれた蔵王の美しい風景を見ながら、いただくことができます。

店舗から300mほどの道路沿いには、卵や同店のスイーツの無人販売所「corrot shop」も営業。カフェが開いていない時でも、気軽に商品を購入することができます。

farmer's cafe corrot.

宮城県刈田郡蔵王町宮持長地104-3[ 地図

●お問い合わせ

Tel. 0224-26-8565

自然の風合いが魅力の陶器がずらり!
「蔵王焼 万風窯」

2023年に開窯35周年を迎えた「蔵王焼 万風窯」。この陶芸工房は初代の万風さんと、娘の絵美子さん、真美子さんの親子2代で営まれており、技術を受け継ぎながら、新しい表現を取り入れた、多様な蔵王焼の作品が作られています。

すべて自然の素材から作られる蔵王焼の特徴は2つの焼き方によって、異なる表情を楽しめること。一つは、蔵王の土と藁灰(わらばい)で作る自家製の釉薬(ゆうやく)を使用する手法。これを陶器にかけることで、細い糸状のすじのような個性的な模様が生まれます。

もう一つが、万風さんが自作したという原始的な半地上式穴窯で、釉薬をかけずに5日間ほどかけて焼く方法。燃料に使用するアカマツの灰がガラス質に変化し、自然釉となったものは素朴な風合いの作品に。また、炎の流れや土の焼き締まりにより赤茶色に変化した「焼締め」と呼ばれるものもあり、一度にいろいろな作品ができあがります。この手法を用いた作品づくりは、現代では大変珍しく、見学するだけでも貴重な経験です。

近年は真美子さんを中心に作っている、若者でも暮らしに取り入れやすい華やかな色合いの作品も人気で、万風窯の新たな魅力となっています。

また、万風窯では、電動ろくろを使った陶芸体験も可能。粘土は3種類、釉薬は32色から選べます。
敷地内には、約900年続く「奈良一刀彫」の五代目・神箸東林氏に師事した後、奈良から蔵王へ移住してきた、真美子さんの夫・石橋さんが作る「蔵王一刀彫」の工房もあり、大胆で力強い面の造形に、鮮やかに色付けされた作品を購入することができます。

蔵王焼 万風窯

宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字下ノ原8-3[ 地図

HP:https://manpu.jp

●お問い合わせ

Tel. 0224-34-4117

温泉を楽しむためのアイテムがいっぱい!
「Togatta Onsen 湯旅屋 蔵王堂」

多くの観光客が訪れる遠刈田温泉の中心部に2021年8月にオープンした「Togatta Onsen 湯旅屋 蔵王堂」。温泉を楽しむためのアイテムを集めた日本初の「温泉コーデショップ」の2号店(1号店は山形、3号店は熊本)で、店内では宮城県唯一のプリン専門店『蔵王湯けむりプリン』も営業しています。

店には、店長を中心にスタッフが東北や全国から選び抜いた、個性豊かな商品が200種類以上並んでいます。

同店オリジナルの温泉グッズや、温泉街のまち歩きで使える雪駄や足袋、うちわや手ぬぐい、タオル、化粧品など、観光気分を盛り上げるグッズがずらり!蔵王町の工芸品でもある蔵王焼や蔵王一刀彫など、手仕事の技が光る作品も充実しており、お土産探しにも便利です。

また、6種類の味わいが揃う「蔵王湯けむりプリン」は、雄大な蔵王の大地で育まれた、新鮮な卵や牛乳をたっぷり使用。無添加で素材のおいしさをそのまま味わうことができます。店長は「どなたでも親しみやすく、入りやすい店を目指しています。お気に入りの温泉アイテムを探しに、気軽にお越しください!」と話してくれました。

Togatta Onsen 湯旅屋 蔵王堂

宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉寿町8[ 地図

HP:https://togatta-zaodo.jp

●お問い合わせ

Instagram:https://www.instagram.com/yutabiya.zaodo/

雄大な自然の中でリフレッシュ!
「蔵王ハートランド」

蔵王連峰の麓に広がる東京ドーム20個分の牧場の一画を、観光牧場として開放している「蔵王ハートランド」。蔵王の雄大な自然の中で飼育されているヒツジやヤギと触れ合ったり、乳製品の手作り体験を楽しむことができます。

高原で牧草を食むヒツジやヤギに混ざって、かわいらしい子ヤギの姿も。牧場を訪れた人たちは、のびのびと過ごすヒツジやヤギを近くで見たり、やさしくなでたり、写真に収めたりと、その姿に癒されているようでした。
また散策するだけでも心地良い牧場の美しい風景は、ウェディングフォトの撮影スポットとしても人気です。

売店と体験教室を備えた「手作り体験館」ではチーズやアイスクリーム、ソーセージづくりといった牧場ならではの体験に挑戦できます。また、売店には牧場の牛乳を使い、隣接する工場で製造された蔵王チーズやベーコンなど、多彩な商品を購入することができます!

フードコーナーでは、搾りたての新鮮な牛乳の濃厚な味わいが堪能できるソフトクリームや、蔵王チーズを使った手軽なフードといったメニューを味わうことも。さまざまなスタイルで大自然の恵みを満喫することができます。

蔵王ハートランド

宮城県蔵王町遠刈田温泉字七日原201[ 地図

HP:https://heartland.zao-cheese.or.jp

●お問い合わせ

Tel. 0224-34-3769

蔵王の自然を楽しみながら学べる!
「宮城県蔵王野鳥の森自然観察センター ことりはうす」

遠刈田温泉の中心部からみやぎ蔵王えぼしスキー場へと向かう道筋にあるのが「宮城県蔵王野鳥の森自然観察センター」、通称「ことりはうす」です。野鳥の楽園となっている「蔵王野鳥の森」を舞台に、自然の仕組みや命の大切さなどを学ぶ場として1994年に開館。2020年には展示の一部がリニューアルされ、より楽しみながら学べる展示となりました。

1階の常設展示は、蔵王の豊かな自然や生き物などについて紹介しています。蔵王の御釜の成り立ちがわかるパネルやプロジェクションマッピング、ツキノワグマやカモシカといった野生動物の剥製や昆虫の標本など、見応え十分の展示となっています。

2階では蔵王周辺に生息する野鳥について学ぶことができ、屋外に設置された給餌台をガラス張りの室内から双眼鏡などでじっくり見学できる観察コーナーは大人気。取材時にはリスが餌を食べている姿を見ることができました。特に餌が少なくなる冬には、多くの野鳥や動物が集まるそうです。

また2階には枝や木の実など自然のものを利用して手作りするクラフトコーナーも設置されています。自由に作品を作れる「森のクラフト」(300円)や「ことりブローチ」(300円)や「森のきらきらツリー」(200円)など、子どもたちに人気のコーナーです。

そのほか、施設では野鳥や花々、草木を楽しみながら歩く「野鳥の森ハイキング」など、毎月イベントを開催。夏には夜の森を歩く「ナイトハイキング」やカブトムシ採集をする「カブトムシつかまえ隊」といった、自然とふれあえるプログラムが盛りだくさん。野鳥やイベントの情報は、ことりはうすのホームページに随時アップされているので、ぜひチェックしてみてください!

宮城県蔵王野鳥の森自然観察センター ことりはうす

宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉上ノ原162-1[ 地図

HP:http://mifi.main.jp/kotori/

●お問い合わせ

Tel. 0224-34-1882

おいしいジビエを堪能できる
「ジビエとカフェ ZAZAO」

2023年11月に遠刈田温泉街の中心部にオープンした「ジビエとカフェ ZAZAO(ザザオ)」。同店はランチメニューと、不定期で提供している夜のコースメニューなどで、おいしいジビエ料理を楽しむことができます。

同店を経営するのは、自身も狩猟と革製品づくりを行う前澤さんです。元々、茶道をしていた前澤さんは「お茶の前に振る舞う懐石料理を、すべて自分の手で作りたい」と狩猟を始めたと言いますが、鹿やイノシシが農業に大きな被害をもたらしている現状を見て、獣害に関心を持つように。「農家さんの助けになりたい」という気持ちと、「駆除した動物を無駄にするのではなく、少しでも再活用できれば」との思いで、革製品などを作ったり、肉を加工するようになったといいます。

店内で提供している鹿やイノシシの肉は、岩手の大槌や長野の処理施設から仕入れたもの。どちらも丁寧に処理されているため臭みはなく、特に大槌の鹿肉は上質で、都内の高級飲食店などでも使われているそうです。

その鹿肉やイノシシの肉を味わえる看板メニューが、ランチメニューの「ジビエカレー」(1,100円)。仙台の人気カレー店が監修しており、粗めミンチ肉にした鹿やイノシシの旨みと歯応えが存分に堪能できる一皿で、「観光客の方も多いので、誰でもおいしく食べられるようにしています」と前沢さん。「ジビエは高タンパク、低カロリーなので、健康面でもおすすめです」と教えてくれました。メニューには、この他にも「猪肉麻婆豆腐」(1,100円)といった普段はなかなか味わえないジビエ料理も用意されています。

また広々とした店内には前沢さんが地元の陶芸家と作った、鹿の骨灰を活用した陶器や、鹿の皮で作られたグローブ、犬のえさといったZAZAOならではの商品も。ドリンクメニューも充実しているので、温泉街を散策する際の休息スポットとして利用するのもおすすめです。前澤さんは「丁寧に処理されたジビエのおいしさを広めて、多くの人によろこんでもらえる店にしていきたいですね」と話してくれました。

ジビエとカフェ ZAZAO

宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉本町13[ 地図

●お問い合わせ

Tel. 0224-26-6056

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