Vol.053
太平洋に面し、豊かな自然が広がる東松島市には、グルメやアクティビティなど、地域の魅力を堪能できる新しいスポットが充実。オープン以来、多くの注目を集める店舗や施設をご紹介します。
※記載の情報が現況と異なる場合がございます。お出掛けの際には事前にご確認ください。
※価格はすべて税込です。
三陸沿岸道路上りの矢本パーキングエリアに連結する「道の駅 東松島」。2024年11月のグランドオープン以来、大勢のお客さんが訪れている注目の新スポットです。
東松島市のシンボルといえば、市内にある航空自衛隊松島基地に所属するアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」。この道の駅では、ブルーインパルスを身近に感じることができます。
建物の外観はブルーインパルスを思わせる白と青の色使いで仕上げられており、内装のデザインなどは格納庫をイメージ。高台にあるため、屋外や展望デッキからは市内の開放的な景色とともに、タイミングが合えばブルーインパルスの飛行訓練を見ることもできます。
また、観光エリアでは臨場感いっぱいの仮想現実(VR)で「ブルーインパルスの飛行」を楽しむことも。地元の食材を使用したメニューが味わえるレストランでは「松島ブルーソフトクリーム」を販売。見て、遊んで、食べて、ブルーインパルス尽くしの時間を堪能することができます。
たくさんの商品が並ぶ物販エリアには、道の駅限定のブルーインパルスグッズが充実しているほか、牡蠣や海苔などの海産物、新鮮な農産品、地元で親しまれているお菓子など、地域内外の特産品がずらりと並び、お土産探しに最適。東松島市のバラエティ豊かな魅力を堪能することができます。
宮城県東松島市小松字上二間堀112-5[ 地図 ]
HP:https://www.michinoeki-higamatsu.com
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Tel. 0225-25-6301
賃貸住宅や注文分譲住宅、店舗を備え、新たに野蒜地区の高台に完成した「野蒜ケ丘サスティナブルコモンズ」。その区画内のセンターハウスに入る飲食店の一つが、ジェラートショップ「H&H Labo」です。
5~10種類ほど用意されているフレーバーは、東松島市や宮城県産の旬の素材を使用。一番人気のいちごやかぼすといった果物をはじめ、東松島市で採れるトマトなどの野菜、さらには野蒜の人気菓子「のびるバウム」とコラボレーションしたメニューなど、定番の味わいから変わり種まで揃っています。
店主の二宮さんは「東松島の豊かな食材を一人でも多くの人に味わってもらいたいと思い、老若男女が食べやすいジェラートにしました。また、ジェラートなら少しかたちが悪いだけで廃棄されてしまうものでも使えるので、食材が無駄にならないという利点もあります」と説明してくれました。
フレーバーは食材の旬に合わせて、新たな味わいが続々と登場するので、ぜひお店のインスタグラム(@handhlabo)などでチェックしてみてください!
宮城県東松島市野蒜ケ丘3-20-2[ 地図 ]
●お問い合わせ
Tel. 080-3334-7744
総菜カフェ「107kitchen紗乃音」は、「H&H Labo」のすぐ隣、野蒜ケ丘サスティナブルコモンズのセンターハウスにあります。同店は東松島市牛網にあり、地元の人々を中心に親しまれているダイニングカフェ「スマイルダイニング」の2号店として2022年にオープンしました。
常時10種類ほど用意される惣菜やスイーツには、野菜や魚介類、果物など東松島市や周辺地域の旬の食材を中心に使用していて、塩分は控えめ。さまざまな人が、おいしく安心して食べられることを大切にしています。
惣菜やお弁当などのテイクアウトのほかに、店内でランチや軽食をいただくことができます。一番人気は、その日の惣菜が詰め合わせられる「9種のお総菜定食」(1,100円)。その他にも「月替わりカレープレート」(1,100円)、「生姜香る唐揚げ定食」(759円)なども人気。また、「カツ丼定食」(870円)、「天丼定食」(820円)といったボリューム満点のメニューも充実しており、東松島市の多彩なおいしさに出会うことができます。
宮城県東松島市野蒜ケ丘3-20-2[ 地図 ]
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Tel. 050-8884-9810
東松島市野蒜ケ丘地区の真新しい住宅や駅、校舎などが並ぶ高台の一画に、2021年にオープンしたのが「いろどりの丘」です。
ここは、レストラン・カフェ、お風呂や岩盤浴、ホテル、さまざまな用途に使える多目的ルーム、 庭園、クリニックや介護施設が一体となった新しい複合施設。「やれること、やりたいことが多すぎて、どんな施設か一言で言い表すのが難しいんですよね」と話してくれたのは、施設長の伊東さんです。
運営するのは、東京で病院や株式会社を運営する北原グループ。伊東さんは「震災の復興支援に取り組む中で、野蒜地区の住民の要望を受けて2012年に仮設クリニックを開院し、そこで得た経験やフィールドワークなどをもとに、いろどりの丘をつくりました」と話します。
施設で大切にしていることは「たくさんのつながりを生み出すこと」。地域とのつながりや、人と人のつながり、過去・現在・未来のつながりといった、つながりが健やかで豊かな暮らしを叶えると考えているそうです。
そのため施設は木の温もりを感じられ、人が自然と集まる空間になっています。いろどりの丘の中心にあるアトリウムには、大きな「集いの木」が。「みんながここに集い、第2のリビングのように気軽に使っていただきたいという想いが込められています」と伊東さんは話します。
この木の周囲にテーブルやソファが置かれたレストラン・カフェでは、地元農家のお米や新鮮な野菜など、地産地消に着目した料理などを味わうことができます。
また、“寝湯”もあるお風呂や、市内唯一の岩盤浴があり、岩盤浴利用者だけが利用できるおしゃれなレストルームも完備されています。ホテルもあるため、ワーケーションなどにおすすめです。
多目的ルームでは映画鑑賞会やコンサートなど、多彩なイベントを開催。さまざまな人々のライフスタイルに寄り添い、思い思いの時間を楽しむことができる施設です。
宮城県東松島市野蒜ケ丘2-25-2[ 地図 ]
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Tel. 0225-25-7577
東日本大震災で津波の被害に遭い、閉校となった旧野蒜小学校を改修し、2018年に開業した防災体験型宿泊施設「KIBOTCHA」。その名前は「希望」「防災」「未来(Future)」を組み合わせた造語で「これからの時代を支える子どもたちの未来に命の大切さを伝えたい」という気持ちから名付けられました。
くらしを通じて防災の大切さを学び、しなやかさを育むことを目指しているKIBOTCHAは、宿泊・飲食・入浴・遊び・学びなど、多様な体験から防災が学べる仕掛けが敷地内に散りばめられており、スタディツアーにもおすすめ。宿泊施設には最大80名が泊まることができます。
レストラン「森のkitchen」では東松島市の特産品である海苔を使ったメニューや、地元の新鮮な野菜や魚介類が堪能できるメニューが盛りだくさん。大浴場では、古来より親しまれている槇(まき)の木をふんだんに使用。槇の木の豊かな香りや温もりに癒されます。
2階には子どもがアスレチック感覚で遊びながら防災を学べる全天候型室内プレイルームが設置されており、野外ではラグジュアリーな気分を味わえるグランピングやバーベキューも楽しめます。
その他にも「防災教育キャンプ」や「防災研修」、子ども向けの「English Camp」、東松島の雄大な自然を感じられるシーカヤックやトレッキング、漁師体験といった多彩なアクティビティも。さまざまな体験を通じて、防災や地域について学んでみてはいかがでしょうか。
宮城県東松島市野蒜字亀岡80[ 地図 ]
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Tel. 0225-25-7319
東松島市野蒜地区にある森林、通称『美馬森(みまもり)』に2018年にオープンした「美馬森 八丸牧場」。同牧場を経営する八丸さんご夫妻は、2004年4月、岩手県盛岡市(当時の玉山村)に牧場を開き、昔から人間のパートナーとして身近な存在の馬を通じて人々のこころのケアや地域課題の解決、森林環境の整備のサポートなど、さまざまな取り組みに挑戦してきました。
2011年の東日本大震災以降は、馬の力を借りて岩手と宮城沿岸部の被災地の子ども支援を行い、それが縁となり、現在の場所に牧場を移転。2013年からは隣接する、荒廃森林の整備に乗り出し、足を踏み入れる場所もなく日差しも届かなかった森が、今では多くの山菜が採れ、山うさぎやリスなどの小動物が住む豊かな美しい森に。八丸さんご夫妻は、この森を『美馬森』と名付けました。
美馬森 八丸牧場では、初心者でも安心の乗馬レッスンや牧場体験プログラム、野蒜海岸の砂浜で乗馬を楽しめる「奥松島オーシャンライディング」など、子どもから大人まで幅広く楽しめるアクティビティを豊富に用意しています。
馬との触れ合いやコミュニケーションゲームを通じ、馬が持つ多くの魅力を体感することで心身の癒しや喜び、感動を感じることができます。豊かな自然の中でリフレッシュしながら、馬との触れ合いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
宮城県東松島市大塚字三反田22-1[ 地図 ]
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Tel. 090-9636-0325
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